マンガLP? マンガ広告? 社内報? ビジネスマンガの活用シーン5選
SNSを見ていて、マンガが流れてくることは日常的なものとなりました。
ビジネスシーンでもマンガの利用場面が増えていることを、多くの方はお気づきかと思います。
そこで、マンガを活用できるシーンを媒体別に整理して解説します!
Contents
SNSでのマンガ活用(マンガ広告)
マンガがSNSと相性が良いのは間違いありません。
動画と比べても短時間で理解し、ストーリー化によって共感を得やすいからです。
そのような作品は、他人にも伝えたいと思うものです。そのためSNSを利用したマンガ広告と大変相性が良いです。
要注意な点が一つあります。
SNS上でマンガアプリの広告が流れてくるのを目にしたことがあるかもしれません。思わず引き込まれてクリックしたことのある方も多いのではないでしょうか。
このような広告は、マンガアプリのサービスの中でも、筆頭株の大人気作品を使うことが多く、作品として段違いのクオリティを持ちます。
同じレベル感でビジネス用のマンガを依頼すると、思ったのと違うということが起こるかもしれません。
WEBでのマンガ活用(マンガLP)
広告と連動し、商品・サービスのランディングページ(LP)にマンガを載せることも多く見られます。
商品・サービスの特徴を分かりやすく伝えるために、SNSでは情報量が多すぎるときにはWEB上にマンガを掲載する方法が効果的です。
LPに活用した場合、目を引く表現により、離脱率を下げる効果が期待できます。認知度アップの効果が欲しい場合にも有益です。
情報の盛り込み過ぎに注意
商品・サービスのうち、特に勧めたいポイントに絞り込むことが重要です。
情報を盛り込み過ぎてしまうと、ただセリフを読むだけのテキスト情報と変わらないものとなってしまう可能性があります。
マンガは、キャラクターの動きによって表現する手段です。情報過多により、動きが無くなってしまうことに注意しましょう。
パンフレット・配付資料でのマンガ活用
マーケティングイベントや採用イベントにおいて、パンフレットや配付資料の形でマンガを配布することも多く見られます。
他社が多くいる場では、いかに自社の存在を認知させるかが重要です。
しかしながら、BtoBサービスなど「堅い商材」を扱う事業者では、イメージ写真の多いパンフレットだけでは、会社の事業の特徴やカルチャーを表現しきれないケースがあります。
まずはマンガを使って認知のフックをつくり、中を読ませて事業への理解度を高めるという手法が効果的です。
動画を使ったPRとの違い
近年は、YouTubeにアップするなどの形で、動画を使った企業アピールも行われています。
しかし、動画メディアである程度のファンを獲得するためには、制作に係るコストや手間がかかるだけでなく、継続的なリソース投入が欠かせません。
コストパフォーマンスを考慮すると、マンガの方が向いているケースが多いように思います。
教育・研修資料でのマンガの活用
学習マンガを使って勉強をした方も多くいるかと思います。
『キングダム』を読んでいるうちに中国の歴史に詳しくなってしまったという方もいるかもしれません。
苦手な分野であっても、マンガを読むと知らず知らずのうちに理解度が高まることがあります。
心理的ハードルを下げ、導入をしやすくするという狙いで、教育研修シーンでマンガを使うことは非常に効果的です。
ワークショップでの活用も効果的
レジカスタジオの取引先の中には、マンガをただ読ませるだけではなく、セミナーイベントで、マンガを一つのケースメソッドとして使い、参加者同士の議論に発展させるという面白い活用をしている法人様がいます。
セミナー講師が寸劇で示していたものを、事前の配付資料(マンガあり)に切り換えることで、セミナーの時間を以前よりも集中的に討議に当てることが可能となったそうです。
逆にワークショップで得られた議論の過程や知見を、マンガとして成果物に生かしたケースもあります。
このようにマンガ表現は、教育研修での一つのステップとして広く活用可能です。
社内報でのマンガの活用
社内報や社内向けメディアでマンガを活用する事例もあります。
急成長した企業では、組織カルチャーをまとめることが、経営上も重要課題となります。
抵抗感なく既存の組織文化を共有していくために、ストーリー仕立てで、過去の事例などをテーマとして、マンガで表現することが有効です。
また長い歴史のある会社では、組織の中核にあるミッションを理解し直すために、マンガを使い、創業者が乗り越えてきた歴史を見ることで使われるケースがあります。
過去に伝記やドキュメンタリーを制作されているケースがあるかもしれません。ただし、現代人の目線からすると、表現の切り口が今に生かしづらいということが起こります。
マンガという表現物にするかはともかくとして、過去のものを振り返って組織に生かす場合には、今を生きる現代人の目線で、現代的なコンテクスト(文脈)で、新たに編集し直すことが大切です。
その他の活用媒体
マンガ表現が使われる場面はその他にも多くあります。
また、レジカスタジオが関わったケースでも、社外向け資料として制作したマンガが思いのほか好評で、社内にも配布されたというケースは複数あります。活用場面を広げていけるのもマンガの特徴です。
次のような媒体事例もぜひ参考にしてみてください。
- インターネット動画・CM
- 取引先向けサービス説明資料
- 社外向け啓発資料
- ノベリティグッズ
- ウォールアート
- テレビ番組用大道具(セット)